カナエルノート

50代のキレイ・楽しいを叶えるヒント

女性ホルモンの分泌と女性のカラダの変化

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エストロゲン(卵胞ホルモン)って何?

 

妊娠・出産準備や骨を丈夫にする働きがあるほか、「美人ホルモン」とも呼ばれ、肌や髪の毛をうつくしたり、女性らしい体型にするなどの作用がもあるのが、女性ホルモン(エストロゲン)です。コラーゲンを合成しお肌にハリを与えてくれる他、精神面でも気分を明るうさせ穏やかに気持ちを保持する働きがあると考えられています。

ホルモン分泌量の曲線は卵巣機能や体型等女性らしさを示す曲線と同じと考えてよさそうです。

 肌の老化がはじまるのが25歳位、35歳、45歳位でグンと老化が進みます。

シワやたるみが出始める40代。若いころには4週間程度で生まれ変わっていた肌の細胞も、ターンオーバーに6週間位かかるようになり、シミができやすくなります。

そして、エストロゲンの分泌がなくなってしまう閉経後は、顔だけでなく体全体に潤いがなくなり、乾燥してかゆくなったりすることもあります。

 女性のカラダには数々のターニングポイントがあります。そこで、その時をどのように過ごすかが、その後の美しさにつながってっていくようです。



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成熟期の後半~更年期

 

40代半ばから50代前半にかけては、急速にエストロゲンの分泌が減り、卵巣の機能も低下します。ホルモンバランスが崩れてくるのもこの頃です。

 

37,8歳から卵巣の機能は徐々に衰え、エストロゲンの分泌も減り始めますが、45歳頃になるとエストロゲンの分泌が一気に減少。そこから50歳前後で閉経するまでが、いわゆる「更年期」です。

ホルモンバランスが崩れるため、生理の周期が不順になるほか、自律神経のバランスも崩れて不眠や肩こり、ほてり、うつ状態になうほど落ち込む人がいる一方で、ほとんど症状のないままに更年期を終える人もいます。

肌の状態もシミやシワ、たるみなどが起こりやすくなりますが、生活習慣の蓄積やお手入れなどで個人差があるのも事実のようです。

 

閉経:医学的には生理終了から12カ月連続で生理がない場合に閉経と判定するとされています。日本人の平均閉経年齢は約50歳といわれています。

 

更年期の心とカラダのバランスの保ち方

 

仕事で責任のあるポストについたり、親の介護や子供の進学、夫の単身赴任など、さまざまなストレスがふりかかる世代。疲れやストレスをためてしまうとますますホルモンや自律神経のバランスが崩れやすくなります。上手なストレス解消がこの時期の不調を乗り越えるカギとなります。

 

更年期を過ぎると、動脈硬化骨粗しょう症などの心配も出てくる一方、精神的にも安定して知的好奇心が全開になり、様々なことに積極的に取り組めるようにもなります。

上手に更年期を乗り切って、新たなステージへ踏み出しましょう。

 

 

更年期のカラダの変化

 

40代に入ると、バストやウエスト、ヒップのサイズが一段と大きくなり、下腹部がでて、内臓脂肪もたまりやすくなります。基礎代謝が落ちて、食事制限などのダイエットの効果が出にくくなります、筋力トレーニングで基礎代謝を上げることがダイエットのポイントです。

 

食事は、高脂肪のものは避けて、バランスよく栄養をとりましょう。更年期が近づいてきたら、女性ホルモンに似た作用があるといわれるイソフラボンを多く含む大豆製品や納豆を積極的にとるのもオススメです。

 

 

更年期と美肌ケア

 

年齢を重ねるにつれて、徐々に全身が乾燥しやすくなってきます。洗うときはぬるま湯でやさしく、皮膚をこするのはNG。保湿対策はもちろん油分の補給もしっかりと。レチノイン酸やビタミンC配合、またはピーリング作用のあるものなど、アンチエイジングをうたった商品を使用するのも効果的です。

しっかりとした睡眠、バランスの良い食事、適度な運動など規則正しく生活を送って、カラダの中から美しくなれるようにしましょう。

 

 

 

一言アドバイス

 

更年期のつらい症状があれば、婦人科に相談したり、漢方療法などさまざまな方法があるのでトライして自分にあう方法を探してみましょう。

楽しい50代を目指して、前向きに更年期を乗り切りましょう。

 

 

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