高齢の父に運転させたくない
運転免許の返納を渋る父
車を手放すことを約束したものの、全く進展がなく月日だけが経っていました。
我慢の限界
『免許証を返納しないならば、極力運転はしないこと』と、約束をしました。
けれど、わたしの不在中にちょこちょこ運転しているらしいと母から聞きました。
これほど、心配しているのに子供のように隠れてコソコソと
しかも、車がなくても困らない便利なエリアに住んでいるのに
わたしの怒りは沸点に達しました。
最初は、冷静に・・・
けれど・・・
父の、ずるい言い訳や、開き直った言い草に挑発されて
伝わらないことにもどかしさを覚えて
かなり感情的に、半分泣きながら、
父の運転の衰えたところなどを指摘しました。
父は「わかった。もう任せる。」とだけ言いました。
中古車ディーラーの査定
父の希望の7割しか査定がつきませんでした。
気の変わらないうちに、早く終わらせてしまいたかったので
そのまま、処分してしまいました。
おわりに
説得の最中に感情的になってしまい、後味が悪いものとなってしまいました。
父の趣味は車です。車は父の宝物です。
普段は、車庫から出して磨いてしまうを繰り返して
磨き上げた車を愛でることを楽しんでいました。
そしてこの車は、父が人生最後と決めた車でした。
父から宝物を取り上げることとなってしまったことが、正しかったのか今でも悩んでいます。
断:父の想いを断つ
捨:使えないものは捨てる
離:父の想いの執着を手離す
とりあえず、乗れる車は物理的になくなりましたが
運転免許は、保有中です。
高齢親との関わりは、難しいです。