カナエルノート

50代のキレイ・楽しいを叶えるヒント

高齢両親とコロナ禍

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最初に外出自粛の要請が出たのは2月の終わり頃だったように記憶しています。

その後に休校要請、休業要請などを経て全国の緊急事態宣言が発令されました。

 

 

以前の高齢両親の日課

同居の両親は80代です。

日課は午前中の散歩

時間は9:30~12:00前、規則正しく、散歩のコースはいくつかあります。

 

  • 遊歩道を散策
  • ショッピングセンターでウインドウショッピング&買い物
  • カフェでお茶

 

 

外出自粛後

ショッピングセンターとカフェ巡りは自粛

足腰が弱ってしまうので遊歩道の散歩は続けていました。

けれど、散歩中などの近所の人との立ち話をやめるようアドバイスしました。

外部との接触を最低限度にしたため、発声の力も弱まってしまいました。

 

高齢者は重症化するというニュースが流れてからは、楽しみにしていた孫&ひ孫との触れ合いがなくなりました。

孫(甥=小学生)は休校の当初は遊びに来ていましたが、その後不要不急の外出自粛中

1歳になったばかりのひ孫はなんでも口に入れてしまう年頃なので、不要不急の外出自粛中

ささやかな楽しみもお預けになってしまいました。

元々小さなコミュニティで暮らしている両親は、さらに行動半径や接触する人を最小限度まで縮めることになって、段々表情も乏しくなって声のハリのなくなっていきました。

 

楽しみが奪われて生活が制限されて、暗いニュースばかり見ているような毎日で老人性の鬱になってしまったらどうしよう。

足腰だけでなく、脳の老化にも悪影響が出ているようで心配でした。

 

 

 

高齢者は情報弱者

父はタブレットで母は新聞から情報を得ていました。

甥の休校が長期化して父のタブレットを甥に貸し出しました。

新聞は新聞社が伝えたいことをTVもその番組が伝えたいことを伝えていて、知りたい情報が得られるとは限りません。

不安を煽られることも多々あります。

毎日暗いニュースばかり伝えるテレビは見る気がなくなっているようでした。

 

 

「給付金の手続きしてあげます」は詐欺

全国民に給付金が出るらしいことを知って、久しぶりに両親のテンションが上がりました。

乗り遅れないようにと母は慌てた様子でした。

どこかへ申請にいくのか?

受取方法は電子マネーなのか?

 

わからないことでさらに不安になっていました。

ネットなどを利用していない両親は、情報は一方通行で受け身です。

必要な情報を自ら取りに行くことができません。

知らないことを恥じている傾向もあります。

自粛で鬱々とした日々を送っていた両親は、給付金にニュースで久々に覇気が出ていました。

けれどもそれは同時に詐欺をはたらこうとする輩の恰好の餌食になります。

アベノマスク詐欺も発生していると聞き、母には「給付金の手続きをしてあげます」は詐欺だからキャッシュカードの情報を教えてはいけないことを伝えました。

 

 

終わりに

80代の両親はひ孫の誕生を喜んだのも束の間、最近のこの災禍で長生きしたことを嘆くようになっています。

外出を自粛して家にいると、詐欺とおぼしき電話が時々かかってきています。

老後の暮らしは安穏としたものではなく、ウイルス~詐欺…不安だらけです。

その不安を払拭するための話相手の時間が伸びてきています。

 

高齢の方でもネットも利用できてなんでもしっかりできる方もいらっしゃると思います。あくまでも両親の場合のことを書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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