今週のお題「読書の秋」
読書の秋に限らず、読書は大好きです。
『平成くん、さようなら』
炎上コメンテーターとして有名な社会学者の古市憲寿さんの初小説を電子書籍で読んでみました。
あらすじ・ネタバレあり
平成元年生まれの「平成くん」は平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられている。現代的で合理的でクールなおしゃれな生活を送っている。
ある日、突然、平成の終わりとともに安楽死したいと恋人に告げる。
恋人の「愛」はそれを受け入れられない。二人の日常を通して、生きること、死ぬこと、人とのかかわりの意味を考え、感じていく。
セレブな若者の暮らしぶり
実在の店舗名やおしゃれなブランド、合理的なアイテムが随所に出てきます。
電子書籍は50代にやさしい?
まずは、サンプルをダウンロード=書店で立ち読みよりもゆっくり読める感覚でした。
作中の、合理的でスタイリッシュな若者の暮らしが描かれているので、それを味わうためにも、続きもダウンロードして全てを電子書籍で読みました。
出かける時の荷物が減って、どこでも続きが読めます。
老眼が進んでいるので、文字も大きくできて便利でした。
読み終わってから、売れないのがコスト的には厳しいと思いました。
感想
読み始め、平成くんと愛の2人の価値観について行けるかなと不安になりました。
「安楽死」の考え方も自分だったら?考えさせられました。
安楽死よりも2人の想いにもどかしさや切なさを感じました。
平成元年に結婚しました。
その後に生まれた娘は、こんなに最先端じゃないことを心配したり安心したり複雑になりました。
まとめ
電子書籍の便利さに触れて、今後も活用していきたいと思います。
ただ、やっぱり紙の本のほうが断然好きなので、引き続き紙のしかもハードカバーを飼ってしまうと思います。
図書館通いを見直す
- 予約本の読みたいピークが過ぎ去っている
- 最寄りの図書館のアクセスが悪い
コストにはやさしい図書館、少し見直したいと思います。