80代になる両親は長いこと家庭内別居をしています。
父からは母の悪口を
母からは父の悪口を
ずーーーーっと聞かされて育ちました。
家の中がメチャクチャになるほどの
盛大な夫婦喧嘩もしょっちゅうでした。
年齢と共に夫婦喧嘩の質は変わりましたが
未だに片方が怒って家を飛び出すような喧嘩をしています。
80歳を超えてもお互いの悪口を言いながら暮らしています。
二世帯住宅を建てるときも
父と母の部屋の間に廊下を作るという要望があったので、
ならば、いっそ全てを別々にしたらと言うとそれはスルーされました。
お互いを認めあいながら一緒に暮らす
または、別々に暮らす
どちらも選択しないことに狡さを感じています。
ほぼ毎日夫婦揃って散歩に出ているので
ご近所から仲のいい夫婦と言っていただくたびに
喧嘩するほど仲がいい〜は両親に限っては当てはまらないと内心思っています。
外出先でも相手のアラしか見ていないのに
なぜ悪口を言いながら毎日一緒に出掛けているのか不思議でなりません。
夫婦喧嘩で揉める家は安らげる場所ではなくなります。
最近の新たに父の問題言動で母が鬱々として部屋に閉じこもるようになりました。
有効な対応策もなく
喧嘩はどちらかがなくなるまできっと続くのでしょう
そして今日も母は部屋に閉じこもり
父は自分の正当性を外まで聞こえる大声で電話をかけまくっています。
アラ還になった私は子供の頃と変わらず、この状況をぞわぞわしながら耐えるしか術がありません。