80代の実両親と二世帯住宅で同居をはじめて11年が経ちました。
同居の苦楽
当初は入院や手術を繰り返して、病院への付き添いの毎日でした。
今ではすっかり元気になりました。
元気すぎるくらいです。
ザ・昭和の男を凝縮したような父はワンマンでマイペースです。
そして待つことを知りません。
指令には即対応しないと叱られます。
耳が遠いので大きな声で怒鳴ります。
母は父にも負けずとは劣らずマイペースです。
マイペースな両親に振り回される日々のストレスと更年期で体調を崩しました。
父から溺愛されている妹
市内に住む妹は月に数度遊びに来ます。
両親からの話を聞いて、
〇〇してあげて~
△△してほしいみたい
XX用意したほうがいい
来るたびに何かしら言われます。
そこでついつい推測してしまいます。
私がいない間に両親と妹との間の会話を~
お姉ちゃん(私)に頼んであるんだけど
お姉ちゃんはなかなかやってくれない
お姉ちゃんには頼みにくい
そんなこと言われているんじゃないかって
段々、陰口言われていると被害妄想のようになっていきました。
そして
ある日母に聞いてみました。
「お父さん、私の悪口言ってる?」
あっさり認められて力が抜けました。
被害妄想は父のほうが上手のようでしたが・・・・。
ある日「○○の予約をとってあげて」と妹から連絡が来ました。
その話は母と決着済だったはずなのに・・・。
結局は妹の先走りだったのですが
いちいち振り回されていたことに気づきました。
同居のスタートが父の入退院だったので、おせっかいを焼きすぎていました。
両親はどんどんできることが減っていきました。
不自由が増えると不満も増える。
自由に行動できたほうがいい。
それに親切のつもりのアドバイスを意地悪と受け取られることも増えて、関係も悪化してしまいました。
たまに遊びに来る妹の指摘に耳は傾けるけど、気にしすぎるのはやめよう。
両親には自分のことはできる限り自分でやってもらう。
自分の時間も大切にする。