伯母の法事に母のお供で出かけました。
母の親戚関係
母の姉弟関係は少々複雑です。
今回亡くなった伯母は、母の長兄の嫁にあたります。
跡継ぎとなるべき子供がなかったため、末弟と養子縁組をしていました。
祖父の名義の不動産
49日法要を終えた食事の席で、家や土地の今後の話になりました。
ほぼ伯母の名義でしたが、一部は亡くなって30年近く経つ祖父の名義のままの不動産があることが発覚しました。
一瞬で会食の場の空気が変わりました。
相続問題勃発
祖父名義の不動産は、母達姉妹にも権利があります。
全てを一括して処分してしまいたい叔父は、母達姉妹に放棄の同意を求めました。
そもそも処分することに反対の叔母、ここまでの経緯など姉妹それぞれの思いが交錯して結論は出ずに法要の席はお開きとなりました。
終活
帰路の母と私の会話
わたし「家のこともちゃんとしたほうがいいんじゃない?」
母「お父さんはそういうの嫌なんだって」
わたし「そういうのってなぁに?」
母「遺言とか・・・」
母に言っても仕方がないので、言葉少なく帰路につきました。
わたしの終活
嫁いだ一人娘が面倒なことにならないように、エンディングノートは記入済です。
断捨離もすすめていて、できるだけモノも減らしています。
両親の終活
母は、今回の出来事をきっかけにしてエンディングノートの記入をはじめました。
問題の父は、断固として遺言の作成も断捨離もせず。
モノを増やし続けています。
遺品整理
ひとり暮らしの不安を埋めるためなのか。
叔母の家は、モノがあふれています。
遺品整理の見積もりは、数百万にもなっているようです。
まとめ
子供がなかった伯母は将来困らないようにと叔父一家と養子縁組をしたりとそれなりの終活をしていたにも関わらず混乱がおこりました。
モノへの執着が残された家族の負担にもなってしまいました。
今回の件を通して、モノへの執着を捨てて、権利関係を確認して整理しておいたほうがいいなぁと切実に感じました。
子供の頃、伯母から養女の誘いを受けていました。
資産家のはずですが、本当のところはわかりません。
受けていたら、今頃・・・と思うとぞっとします。
それでなくても、ことあるごとに「お姉ちゃんばかりずるい」と言っている妹がいる我が家はどうなることやら・・・。
他家をみて備えるという考えは父にはないようです。
そうなった時の対策を考えておかなくては・・・。