関東地方が、台風21号に続いて、台風24号の暴風域に入った夜の出来事
買物は前日のうちに済ませて
家の周りを点検
万が一の停電に備えて、懐中電灯の点灯を確認して早めに入浴を済ませて
できるだけの準備を備えました。
計画運休や台風の進路のニュースを見て
寝室へ行ったのが11時頃
ウトウトして・・・
風の音で目が覚めると、横にいるはずの夫がいない。
妙な胸騒ぎと、聞こえてくる異様な音…バタバタバタバタバタバタ
もしや・・・と思って
玄関に行くと、夫のスリッパがある=出かけた?
靴もない
玄関で一瞬迷って、意を決して玄関を開けると
まっすぐに前を向けないほどの風
恐る恐る外に出てみると
異様な音の元は上、屋上から聞こえてくる
音のするほうへ進んでいくと
一瞬目を疑いましたが
びしょ濡れになって、暴風と戦う夫の姿が目に入りました。
戦っていたのは、物置の屋根
今にも飛ばされそう
イヤ・・・もう一部は飛んでなくなっていた
バタバタから、バキバキという音に変わって
屋根が割れていく
必死に飛ばないように抑えてる夫と
夫をささえるわたし
吹き荒む風に、何の準備もなく外に出たことを後悔しながら
次に突風が吹いたら死ぬかも・・・
「確認のために外に出るにはやめてください」
確認しに行って命を落とした人
等々・・・ニュースを思い出し・・・
頭の中をグルグル駆け巡り
風の止み間になんとかロープでくくって、命からがら退散してきました。
父のDIY
前回の台風21号の時から、屋上の物置は危ないと伝えてありました。
この物置は、父のDIY
撤去には、父の許可が必要です。
このところ頑固さに磨きがかかって
言えば言うほど意固地になります。
翌朝、両親に前夜の出来事を話して
「死ぬかと思った。」と言ったら
父は、『ふん、大げさな・・・』と言って席をはずしました。
外から見てもわかるほどの壊れように
その後、父自ら、とりあえず危ない部分は撤去したようです。
まとめ
家に戻って夫を見ると、傷だらけでした。
着替えを済ませて、寝室へ戻ったのは午前3時前
まだ強風は止んでいませんでした。
わたしは経験したことのない恐怖で眠れずに、そのまま朝を迎えました。
周辺でも、塀が倒れたり、看板が壊れたり、門が壊れていたり
台風の爪痕がアチコチにありました。
外にご迷惑をかける前に
次の嵐の来る前に、あの屋上の物置を何とかしなくては!
家の中で嵐の予感です。