一人っ子は、寂しい?
食事会の席で、取引先の同年代(アラフィフ)の男性 が熱く語りました。
お母様が認知症になり、ケア等の諸々を一人で決めなければいけないこと
もう、お母様と思い出話ができないこと・・・等々
一人っ子の孤独を力説していました。
一人っ子だから、寂しい。
兄弟姉妹がいたら気持ちがシェアできるはず!と語っていました。
『想い』のシェアってできるのかな?
話を聞きながら、疑問に感じたので身近な話をまとめてみました。
親の介護は、兄弟姉妹でシェアできる?
- 親に介護が必要になったら、兄弟姉妹で、協力できる?
- 親との思い出は、兄弟姉妹でシェアできる?
- 一人っ子だけが孤独?
最近、わたしの周囲も介護している友達が多くいます。
兄弟姉妹で助け合っての介護や親との思い出のシェアは
それぞれの立場や仕事などの環境条件によって
なかなか難しいという話のほうがよく聞きます。
介護と孤独
友達から聞いた話・・・
ケース1
介護サービスを積極的に利用すべきという兄弟と
親の希望通り、なるべく家で世話をしたいという姉妹で意見が一致せず
実際に世話をすることになった姉(友達)が孤立してしまった。
ケース2
尊厳死を希望していた親の意思が兄弟姉妹全員に伝わっていなくて病院でもめた話
双方ともに、親との関係が密で希望を聞いていたほうが、
孤立してしまったと聞きました。
まとめ
親と同居をしています。介護や延命治療の希望は、聞いています。
終活ノートの作成をすすめると
「たった二人の姉妹だから、協力して・・・」とノートの作成は、やんわり拒否されてます。
延命治療に関しての話を聞くと今の状態では、親の希望通りになるかは疑問が残ります。
親子で元気なうちに話し合って決めていても
いざ、その時になると
親の希望を受け入れることと、積極的な治療をしないことの罪悪感の板挟みに苦しむと聞いています。
わたしは、子供が困らないように終活ノートを作成しています。
尊厳死協会の資料も取り寄せ中です。
兄弟姉妹が同じ想いをシェアできるというのは、
親の準備があってこそ成り立つように思えます。
老人ホームの利用や延命治療に関しては、終活ノートや希望の聞き取りをしていても
その時になると心の葛藤があるようです。
心の葛藤に負けないように、心を鍛えています。